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記事作成外注で、発注する際に気をつけることは?(企業担当者様必見!)

ライティングイメージ

記事作成代行を頼んだのに、「発注したライターさんから望み通りの記事が納品されない」と悩んでいる企業担当者様、編集者の方は多いかもしれません。実際にコミュニケーションの齟齬は多く、ライター自身の問題である場合もあれば、発注者の指示不足であるというケースもあります。

しかし、発注する際にいくつかのポイントを押さえておくことによって、ライターに希望の記事を書いてもらうことができます。今回の記事では「ライターさんに発注するときに気をつけるべきこと」を中心に解説していきます。

記事のコンセプトやターゲットを明確にする

ライターに発注するうえで最も重要なことの1つは、「記事のターゲット」、つまり誰に向けて書くべきかを明確に伝えることです。

たとえば、就職の面接に関する記事を書くとします。ここで「就職活動で面接に臨む求職者」に向けて書くのと、「面接を担当する人事」に向けて書くのでは、まったく異なる内容になります。

本当は面接担当者に向けた内容を希望していたにもかかわらず、発注時にターゲットを明確にしなかったせいで、就活生向けの記事が納品されたというような事例は多くあります。

発注時のコミュニケーションは必ず綿密に行い、どのような記事を書いてほしいのか、誰に向けて書いてほしいのかを明らかにしておきましょう。

女性

納期や文字数、文字単価や記事単価などを明確にしておく

仕事をするうえで重要になってくるのが納期です。編集の仕事は、ライターさんから記事が納品されないことには始まりません。記事の完成から逆算してしっかりと納期を設定し、それをライターさんに伝えるようにしましょう。

それから、記事を何本書くのか、1つの記事は何文字書くべきかを明確にし、しっかりと伝えるようにしましょう。記事によって文字数が違う場合は、Excelファイルなどに構成をまとめ、その部分を強調するといいでしょう。

納期や文字数などに限らず、仕事にまつわる基本的な情報は発注時にもれなく伝えるようにしましょう。納期、文字数、単価などは、発注者とライターの間でトラブルになりやすい項目です。

執筆ルールを明確化しておく

メディアによってさまざまな執筆ルールがあり、そうした情報をしっかりとライターに伝えておく必要があります。最も代表的なものは「だ・である調」か「です・ます調」か、という文体の話です。

「だ・である調」は、詳しくは常体と言い、より簡潔に物事を伝えるために使われる文体です。特に硬い文章に使われることが多いでしょう。対して「です・ます調」は敬体と呼ばれ、より丁寧に物事を伝えるために使われる文体です。自分のメディアの性格を分析し、相応しい文体を選びましょう。

他にもカギ括弧の使い方や、人物名を載せるときに敬称をつけるべきかという話など、決めておくべき項目はかなり多いです。迷った場合は記者ハンドブックを参照し、それに準拠したルールを提案してみるようにしましょう。

まとめ

ここまで、記事作成代行でライターに発注する際に気をつけるべきことについて確認してきました。希望の記事が納品されない時は、事前のコミュニケーション不足である場合がほとんどです。

まずは記事のコンセプトとターゲットを明確にし、ライターにしっかりと伝えるようにしましょう。コンセプトとターゲットは、記事の中核をなす非常に重要な要素です。これらの点において共通認識をもっていれば、記事の方向性に大きなズレが生じることは少なくなるはずです。

また納期や文字数、執筆ルールなどの基本項目を漏れずに伝えておくことも大事です。ここをおろそかにしてしまうと、後で問題が生じることも多々あります。特に納期は、自分自身の仕事を進めるうえでも大切になりますので、強調するのを忘れないようにしましょう。

編集部

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